かなりのイメージチェンジだ。観客を裏切っても顔に傷を作ることだって拒まない。
チャン・ドンゴンは自他ともに認める大韓民国最高のクールガイ、クォン・サンウはやわらかなマスクのアイドルスターだ。そんな2人が1カ月差で封切りされる映画で、顔や言葉以上に激しいアクションでカリスマ性を高めている。
ハードコアは断然チャン・ドンゴンだ。チャンは12月14日公開の『タイフーン』(チンインサフィルム、クァク・キョンテック監督)でカリスマの真髄を見せてくれる。純制作費150億ウォンを投入、「韓国映画のすべての記録を塗り替える」と意気込む『タイフーン』は、チャンの既存のクールなイメージまで完全に吹き飛ばした。
北朝鮮を脱出し、韓国でも捨てられ東南アジア地域を活躍する海賊「シン」に変身したチャンは実感を出すため約8キロの減量で周りを驚かせた。白い顔に少し肉のついていたチャン・ドンゴンの姿はなくなり、両頬にはくぼみが見られ、目も殺気立っている。真っ黒く焼けた顔には特殊メークで傷を描き、胸には入れ墨まで入れるほどで、変身も並大抵な変身ではない。
自分を追う海軍将校イ・ジョンジェとの命懸けの対決は『タイフーン』の見所だ。これまでのチャンは消えたからと「観客冒とく」だといっても、チャン「韓国映画の最高記録『ブラザーフッド』の1174万人を塗り替える」として演技で報いる覚悟なのだ。
新世代スター、クォン・サンウも特有の鼻にかかったような声もなくなり、厳しく荒っぽい男に生まれ変わった。
クォンは化粧品モデルとして活躍するほど、きれいな肌ときれいなルックスの俳優。しかし来年1月に公開される『美しき野獣』(ポップコーンフィルム、キム・ソンス監督)では黒く日焼けした顔色と乱れた髪にひげなど、イケメンのイメージとは180度違うカリスマを感じさせる俳優になった。
クォンは言葉より拳が先に出る炎のような性格の暴力団担当刑事チャン・ドヨン役で、数カ月前から1週間に2回ずつ、1日2時間以上のアクショントレーニングを受けており、大部分のアクション演技をスタントなくこなした。
果敢な変身に対して「勇ましい変身という評価と「イメージが崩れた」という反応が交差している。これに対してクォンは「既存のイメージが好きで応援してくれたファンには申し訳ないが、俳優として映画のための選択だった」と話す。また「『美しき野獣』が以前の映画から見られたイメージやCMでのイメージだったら出演しなかった」とし「ファンにすっかり変わった姿を見せたかった」と話している。
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